1952-12-24 第15回国会 参議院 本会議 第16号
一、朝鮮からの外国軍隊の即時撤退、朝鮮問題の平和的解決 一、中ソヘの渡航の自由、中目貿易の無制限拡大、漁業問題の平和的手段による解決と武装出漁の禁止「日本近海の海上演習場、防潜網等の撤去 一、中ソを含む全面講和の締結、五大国平和協定の締結 この方向による解決だけが日本の平和的発展の道であり、政府のとつている道は国民と国土を廃墟と死に導く道であります。
一、朝鮮からの外国軍隊の即時撤退、朝鮮問題の平和的解決 一、中ソヘの渡航の自由、中目貿易の無制限拡大、漁業問題の平和的手段による解決と武装出漁の禁止「日本近海の海上演習場、防潜網等の撤去 一、中ソを含む全面講和の締結、五大国平和協定の締結 この方向による解決だけが日本の平和的発展の道であり、政府のとつている道は国民と国土を廃墟と死に導く道であります。
これは、海上警備隊を武装し、軍隊にするのと相並んで、武装出漁をするためである。そういう準備のための工作が着々行われている。そのことが現われているとわれわれは考えざるを得ないわけでございまして、これに対しては反対せざるを得ない。 第五に総理府の問題でありまするが、この問題の中で、特に私どもの注意を引くのは、地方行政調査委員会議の廃止問題でございます。
このことは、去る一月二十三日の水産委員会におきましても、與党委員は、北洋、東支那海において武装出漁が必要であり、従つてアメリカ海軍の護衛を求めなければならないということを発言しており、その裏付けになるがごとく、昨日の新聞が報道しましたように、日本の海上保安隊の海外出動も決定されておる。こういう情勢の中にこそ、吉田内閣がいわゆるマッカーサー・ライン撤廃をねらつておる根本的な問題がひそんでおる。